サイト更新日:2023年09月23日
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毛乳頭細胞の働き

毛乳頭細胞の働きは、発毛と育毛の仕組みと毛乳頭細胞の関係ページで解説した通り、毛乳頭細胞が司令塔となり、一連のヘアサイクルや発毛プロセスを成しています。
言い換えれば、毛乳頭細胞の働きが悪くなる(不活性化)、あるいは細胞の代謝が乱れてしまうと、ヘアサイクルが乱れ毛が抜けやすくなる(抜け毛が増える)、毛が抜けても生えてこない、軟毛になる、コシや艶がなくなる、白髪になる等、ヘア関連のコンプレックスが並ぶ事態となります。
目には見えない細胞レベルの話ではありますが、毛乳頭細胞を不活性化する原因や起因は、意外にも自分自信で作っている場合が多いのです。
毛乳頭細胞を不活性化する原因や起因
毛乳頭細胞が不活性化する原因や起因は個人によって様々です。
例えば、加齢。これは生きるものの性であり人体の摂理です。逆行することは叶いませんが、毛乳頭細胞を活性化することによって、加齢によるダメージを遅らせる可能性はあります。一般的に「アンチエイジング」と呼ばれています。
次に、食生活や喫煙、精神的ストレスによる毛乳頭細胞の不活性化。
これは自分自信が招いている要因である反面、社会生活をおくる者にとっては逃れることができない事柄でもあります。しかし食生活や生活習慣などは考え方ひとつで見直せることも多いので、毛乳頭細胞が不活性化する前に見直すべき要因でもあります。
次に、シャンプーや育毛剤等の外的刺激による毛乳頭細胞の不活性化。
実は、これが一番毛乳頭細胞を虐める要因であり、自分自身で細胞の不活性化を招いている要因なのです。
一般的な育毛剤を例にあげてみますと、育毛剤には酸化防止剤やPh調整剤等の合成化学薬品が添加されています。その他にも、発毛や育毛に有用とされる薬剤や、フケや痒みに効果がある薬剤、さらに使用感をよくする為に添加される乳化剤や香料等、たくさんの合成化学薬品が添加されています。
発毛や育毛に有用とされる成分、或いは製品の安定の為に配合される成分ですが、実はこれらの薬品が頭皮環境を悪化(薬品かぶれ)させ、毛乳頭細胞を死滅させる原因を作っている可能性が高いのです。
仮に、薬事法で発毛効果が認められた「A」という成分があり、A配合の育毛剤があったとします。確かにA自体には発毛効果はありますが、製品とする為に色々な薬品が添加された結果、Aの発毛効果の他にどのような副作用があるか、ここが需要になってきます。毛乳頭細胞を不活性化させてしまったら育毛剤を使う意味がありません。
ですから、育毛剤を使う場合は、毛乳頭細胞を不活性化させない、細胞を死滅させない育毛剤を使うべきです。